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「脱・行政書士」ですが、行政書士をやめる訳ではありません。
しかし、最近すごく心にひっかかることがあるのです。
私の場合、行政書士の経験も人脈も何もないところからスタートして、とにかく、どうやれば行政書士業務を受注できるのか〜という事に必死でした。内容証明なら受注しやすいかな、とか、相続はこれから増えるんじゃないか、とか、「他に行政書士業務で需要がありそうなもの、ないかなあ?」なんて事をずっと考えていました。
しかし、最近そうした思考に自分でも少し違和感を覚え始めたのです。
「これでは自分がやりたいことではなくて、世間の需要に合わせて仕事しているだけではないのか?」
もちろんビジネスだから世間の需要を考えるのは当然。
自分の好みより世間の需要を重視するのは当然の当然。
でも・・・
私は最近、弱者(ビジネス上の)の時代になってきたのではないかと真剣に考えています。
それは、インターネットのおかげなのですが、弱者が「理念」を発信できるようになってきたからなのです。
メールマガジンでもそうですが、その他にWEB上の日記(ブログ)のようなものが出現して、個人に発言権が与えられました。これにより、小さい企業こそ自分の「理念」を発信しやすいという状態が起きつつあります。
大企業は資本力で勝負するならば、零細企業は「理念」で勝負しなければなりません。
「顧客第一」なんていう、いかにもとってつけたような「理念」を名刺に書いたり店先に掲げても、誰も本気でそんなものを理念だとは感じません。たとえ本気の理念があっても今までは店先に掲げるぐらいしか方法はありませんでした。しかし、今はメルマガもWEB日記もあります。
こうしたものは宣伝広告ツールである一方、その発信者の「理念」「情熱」「人柄」「仕事への姿勢」を嫌でも露呈させます。
ですから、「理念」がない人がこういうツールを「営業上良さそう」ぐらいで使用すると結局続かなかったり、上辺だけの「理念」を掲げていたことがバレてしまいます。
しかし、逆にキチンとした姿勢で仕事に取り組んでいるならば、きっとそれは読者に伝わる筈です。
そうなると、やがて理念に共鳴するお客さんが強く支えてくれるようになります。
今までは、大企業の知名度・資本力だけが消費者が企業を信頼する唯一の材料でした。
ところが、きちんとした理念や誠実さ、商品への情熱などが信頼できるならば消費者は、例え小さな企業でも(新人士業でも)選んでくれる筈です。もちろん全員がでなくても、ある一定の理解を持った人がお客さんになってくれるでしょう。
もし、ある零細工務店の社長が家作りについての仕事ぶりや、家作りへの想いを一年間WEB日記に記していたらどうでしょうか?
それを毎日読んでいたら、自分が家を建てるときに大手の工務店ではなく、その日記を発信している社長を信頼して発注する可能性は結構あるのではないでしょうか?
しかし、一年間定期的に仕事への想いを発信するのは本当に仕事に対して理念を持っている人でないと出来ません。4
だからこそ、そういう人は信頼されるのです。 |
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私が尊敬する別の経営者は、「今は理念を前面に出すことが恥ずかしくない時代になりました。堂々と理念を発信してビジネスが出来ます」と、言っていました。創業当初、顧客獲得に苦しんでいたこの会社ですが、創業時から発信しつづけるメルマガ、日記から派生してマスコミにも多く取り上げられ、今ではお客さんを断るのに苦労されています。
そう考えると、ますます「行政書士業務で需要が多いものはどれか?」などと考えることに違和感を覚えてしまったのです。
では、自分の本当の理念は何か? と、考えました。
今、会社設立を通して起業支援を毎日行っています。最初は、会社設立は需要がある〜程度で始めたことでしたが、何故、この業務が自分にいちばん合っているかというと、それこそ自分の本当の想いとクロスするところがあったからなのです。
正直、私は小心者なので開業前後、本当にいつも「失敗したらどうしよう?」と、悩んでいたのです。行政書士として、法律家として成功する〜ということが私の真の目標ではなかったのです。「家族を路頭に迷わせないようにする!」〜それが真の想いだったのです。
ですから、しばらくの間、自分の中で「行政書士業務を獲得するにはどうすれば?」という発想を捨てようと思います。本当に自分の「理念」を前面に出して仕事をしようと思います。
「家族を路頭に迷わせない起業」の中で、会社設立、許認可、契約といった業務が必要になってくれば伝家の宝刀「行政書士資格」を生かせばいいだけです。
今後、自分の理念を色々な形で発信し続けていきたいと思います。
私が発行しているメールマガジン「家族を路頭に迷わせない!『ノーリスク起業法』の教え」 (登録無料)では、「理念」を主軸に発行者の「人柄」を前面に出すようしています。別に起業家とか行政書士とか士業とかを分けた話ではありません。もしよければ、一度、登録してみてください。
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