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依頼人との対応力を磨く方法【その5】
断腸の思いで依頼をお断りするとき

実は、先日当事務所はパニック状態にありました。
行政書士業務の依頼が集中してしまい、少人数の事務所としては飽和状態になってしまったのです。

さすがに愛想の良さ(?)では定評のある丸ジムスタッフもみな無表情になって淡々とパソコンに向かい、ちょっと怖かったです。「起業」がブームのせいか、あるいはブームを超えて職業選択の選択肢としてすっかり定着したせいか、会社設立をはじめとして起業にからむ業務(契約書の作成等)がやたらと多くなってきました。会社設立の方は電子定款認証の影響も大きいです。

開業以来、どうやって「3年は食えない」と言われる士業の世界で、お客さんを獲得するかを考えに考え抜いてきた私にとっては苦渋の決断でしたが、ついに、

   
依頼を一時、お断りする

という方針を取りました。

行政書士業務というのは、お客さんにとっては全てが人生の一大事の案件です。
どんなに丁寧にやろうとしても、飽和状態のなかで新規に案件を引き受ければ、新規のお客さんにも既存のお客さんにも迷惑をかけることは明らかです。


ですから、当事務所の営業用サイトのトップページには、その事情を記載したうえで「新規の急ぎの案件はお受けできない」旨の文面を掲げていました。1人のお客さんに来ていただく難しさは人一倍知っているつもりです。

それだけに、依頼をお断りするというのは本当に断腸の思いでしたが、その決断が功を奏したようで、私を含め、何とかみんなが落ち着きを取り戻してきました。
これでまた、丁寧な仕事が出来るようになたっと思います。

士業で開業し、お客さんを取るのも大変。
でも、それを処理する体制を作るのもなかなか難しいものです。


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